古民家改修

このところ、築60年から100年近い住宅の改修の見積依頼が入るようになった。
石場建ての家をまず足固めをして、和室を減らし内部の生活空間を広げてLDK中心の間取りに変えるのだ。田の字または三間下がりの畳の部屋は、まず寒い。収納が少ない。LDKが北に面した裏通りにある。そんな住まいをなんとか改善しようとした昭和40年頃から改造が流行った。
お風呂がタイルで給排水が25年経って床下や壁の中で漏れている。
テックスやクロス、クッションフロアーができて、壊されていない古民家の台所と玄関は、何処もかも同じになっていると想像がつく。天井を見上げては、この上にススで黒くなった梁が潜んでいるんだなと思う。時代の流れは無機質な物を生んだりもしたが、ふと本質に気付く時間も与えてくれる。
文化住宅が流行り、高気密高断熱の家が主流のようにもてはやされ・・・・・そして今、伝統工法と職人の技術が見直されようとしている事を感じる。
勝央の家もそのひとつで一件丸ごと改修となって、柱や梁も入れ替えとなって古い梁が組み替えられた。
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by nagaikensetsu | 2012-10-06 17:32 | 建築現場
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