合掌造りの『タンス工場に住む』

1月から取り掛かっていたリフォームがようやく完成した。
雨漏りと耐震補強が当初の目的の現場は、搭屋を撤去し屋根を葺き替え、谷樋を換え2階部分を完全に骨組み状態にして雨漏りで腐った梁を補強交換しつつ、長年我慢なくては住めなかった家を、甦らせてあげたいと思ってかかった。
2階床張りの構造材が大きく、屋根は合掌造りだったので、空間の間取りはフレキシブルな計画ができたので、水廻りは住みながらの変更が可能だったことが唯一幸いだった。
トイレは、0.5帖に据え置き型洋式便器だったのを、4倍ゆったりと広い室内で幅広カウンターには趣味の生花が飾れるようになった。
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古い流し台が洗面器だった洗面脱衣室も、杉板仕上げで実験流しとモザイクタイルで可愛らしく・・・。1.25坪程度の脱衣室に洗濯コーナーも取れて、可動式アイロン台も大工のアイデア。
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完成が見えてきた頃、住み手参加型段取りに入る。古い板戸と障子に和紙を貼っていただくことに。横野和紙を買いに横野に・・・。
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住みながらのリフォームは施主が疲れる事業ですが、先が見えると元気が戻ってきます。
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取っ手は、施主さんのアイデア『流木』です。
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そして、kitobitoのキッチンが取り付けられ照明が付くと、一気に完成!
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木製キッチンには、やっぱりタイルがきれい!
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秋田産楢材の杢が美しい
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工場だから南北に長い建物なんです。廊下から階段ホールを臨む。
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合掌は化粧ではなかったけれど、敢えて天井裏はこうだったと言えるように半分見せました。
完成が近づいて、和紙を買った頃から弁柄の赤がアクセントになり、照明のコードも『赤』
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施主様はリフォーム前の家も、人の集まるお人柄。新しいこのリビングに、笑顔と笑い声が響く日も近い。
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by nagaikensetsu | 2015-04-01 15:40 | 建築現場
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