尾引きの造作は・・・

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カメラマンが、あまりに素敵なショットを撮ったのを見て、真似しましたが・・・・
ダメでした;;が、これから、二階の床が張られるところです。

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# by nagaikensetsu | 2016-12-21 19:43 | 建築現場 | Comments(1)

ペットと暮らす・・・リビングで共に

去年声をかけて頂き、今年の寒い2月に見積、春に着工、完成目標は連休前。。。のこと・・・
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同級生とは、有難いものです。カッコいい言葉で表すならば『信頼関係の構築』が短時間で済むかもしれません。ですが、友達は失いたくないですよね。だからこそ、『きちんとやる』この当たり前の工程は変わらないのです。ですが、伺う時間とお茶する時間が長かったのは仕方ないかな;;;;。
ワンコとニャンと孫と娘、みんなで一緒に過ごしたい。けれど、一人の時は、趣味の手芸もリビングで。
こんな注文で伺いました。部屋は18帖・築10年、それにしても、激しい傷み。先代のワンコのシワザらしく、キッチンがかじられている。ひ~い・・・こんなにならないようにするには、ホーローしかない;;;;;
そんな選択肢を並べることから始まりました。
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施工前はL型対面キッチンでしたが、対面の長所をそのままに、ワンコの動線を考慮したら、アイランドキッチンになりました。勝手口が裏側の端に付いていたので、半間ずらして冷蔵庫を並べ、背面全部が収納になるようにしました。採れない柱は入れ替えて生き節の檜に。
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それぞれのゲージをリビングに置きながらも、孫たちが遊んだり、お茶会が出来たりのゆったりリビングにするには・・・・・?階段の下や、収納の下や、TV台の代わりにしたり・・・。
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隙間という隙間を可能な限り活用しました。収納棚はご希望通りで、手芸の箱がきちんと納まり、箱ごと出し入れができます。床を滑りにくいペット用D社のわんぱくフロアーを採用しましたが、ワンコが大き過ぎで、体重と運動量が半端じゃなくて、『転ぶ』。これには残念ながら効果がありませんでした。(学習できました!)でも、傷と水には強いので、やはり、この現場には、無垢より新建材の方が正解でした。
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キッチン打ち合わせの手違いで納期が遅れて多大なご迷惑をおかけするというあってはならないハプニングで、喜んだのはちびっこだったらしいですが、友人のお財布は予定外の出費(毎日外食)だったと察するのでした。
こんな、信用喪失事件も、職人力がカバーしてくれました。
友人のコレクションのフィギュアを、TEL、LANの収納を兼ねたニッチも、円見は扉を工夫して、可愛く仕上げてくれました。
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2階と1階のトイレの手洗いも交換することに・・・。2階はアンちゃんがトイレが楽しくなるようにと金魚鉢で
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1階は落ち着いた雰囲気に。。。この自動水栓、にゃんこが水を飲むのを覚えたそうな;;;
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友だちだから言えない苦情もあったことだと思いますが、『やって良かった。喜んでいるよ』と、言ってくれた友人は、優しい人だと、改めて感謝したのでした。工事が終わってしばらく居たチョコちゃんは、広いリビングでくつろいで休み、しばらくして天国に行ったそうです。
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友人みっちゃんの趣味のひとつペーパークラフトのカゴ作り。設計で収納棚をかごに合わせる苦労はありませんでした。
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# by nagaikensetsu | 2016-12-14 17:05 | 建築現場 | Comments(0)

『家族のパレット』視線をずらすと・・・

百日紅の花が満開の夏の頃、絵の具のパレットのような真っ白な家が完成しました。
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完成写真というのは、外観やリビングやメインルームに注目が集まります。ちょっと視線をずらすと、職人たちの工夫が見えてきます。尾引き天井は天井が2階の床になります。(昔の家のお蚕さんの為の小屋裏の造りが尾引き天井です。)尾引きの構造材を全部見せて天井代わりの床板30㎜を張っています。一番苦労するのが、電気工事です。このおしゃれなペンダントも、昔の配線で使われたガイシ引きの工法です。
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リビングから玄関への建具は、杉材で障子の組子の中でも砕けた感じの障子のデザインにしました。子どもたちがのびのび過ごせるように、杉の腰板をつけました。
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和室の内障子も間仕切りと揃えて組子を吹き寄せにしました。
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水廻りの建具は、シナ合板を底目地にして、框風。立体感を出しました。
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明りの欲しい勝手口への引き戸はツインカーボで軽量安全に心がけました。
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水廻りですが、トイレは男の子もいるので、掃除し易さを考えて床はタイル張りです。手洗いの付くカウンター側の壁もモザイクタイルで可愛らしく仕上げました。水の飛び散りも安心です。
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洗面所のカウンター下には扉を付けて、掃除道具や洗剤も楽々です。ご主人の小物もこの下に入れられていました。内貼りも杉板張りです。
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1坪の納戸には押入れ棚を付けポンポン放り込める『ナンゾ隠し部屋』です。
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2階子ども部屋は4畳半ですが、ロフトに繋がる勾配天井で空間の豊かさを実現しています。「押入れが取れない分、ロフトが欲しい」と仰る施主さんが増えています。大人や高齢者には不便な梯子の上がり降りも、子どもや若者にとっては、ワクワクする空間なのです。学習机も、TV・PC台を兼ねて造りつけました。その横にそれぞれW1500のクローゼットを用意しましたから、洋服の整理は自分でできるようになるかしら?
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玄関の格子も、塗装職人が現場で調色して、玄関ドアに揃えました。
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1月に上棟して、途中急ぎの現場完成に職人を投入したこともあり、真冬から真夏まで通って完成した家です。造成の為に移植された庭木で残ったのが、ハナミズキ3本と、この百日紅(サルスベリ)でした。
これから、家族と同じ毎年毎年花を咲かせ、時を刻んで成長するんですね。
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# by nagaikensetsu | 2016-12-12 19:36 | 建築現場 | Comments(0)

セカンドハウス上棟完成までの一年を振り返って・・・

4月27日、田んぼだった敷地に地盤改良をしました。
杭は、杉の心材を防腐処理した環境杭です。この杭によって建物の荷重を地盤に伝え支えます。
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5月、ようやく基礎にかかれました。完成現場の外構や、やれ漏水だ、コンクリート打設だと数ある現場のやりくりですが、チームワークで乗り切ります。
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並行して、加工場では、若手の高山が墨付けを始めています。
小さいけれど、和室もあり住宅としては立派な仕事です。
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6月26日上棟。その現場現場での責任者は一人ですが、建てる時は全員心を一つに安全第一で向き合う充実した一日です。施主さんの喜ぶ顔や声を聞きながら、完成に向かってのモチベーションもこの時からUPしていきます。これは、施主さんにとっても同じことでしょう。
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この現場では、住宅でも用途が少し違っていますから、キッチンも大勢が集まってワイワイと囲めるようにアイランド式ですが、ガスコンロと調理スペースを壁に配置しました。予算もローコストなので、調理台は大工特製の棚に、オーブンを入れ、カウンターはタイルを張りました。シンク側がkitobito で。
換気扇は、板金屋さんに無理をお願いして手板金で製作。
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この家のシンボルは出節の通し柱
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階段は『ストリップ階段』釘を使わず指します。
吹き抜けの手すりや現しの昇り梁もすべて「ここの事務所のように」とのご希望どおり。
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この冬は、きっと賑やかな笑い声が表まで聞こえてきそうです。
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# by nagaikensetsu | 2016-12-07 17:08 | 建築現場 | Comments(0)

一念発起!お詫びとご挨拶とお知らせ

長らく滞っていました。仕事を辞めた訳ではなく、意欲を失った訳でもありません。落ち着かないんです;;宿題が溜まって身動き付かなくなって、机の上の山積みのドリルを前に、ボー然としている・・・。そんな感じです。
長ったらしい言い訳はもう止めて、歌舞伎でも、落語でも、前座というものがございます。まずはHPリニューアルのご挨拶から・・・・・

明治生まれの祖父は宮大工でした。近所界隈の神社仏閣、住宅の普請を生業とし、関東大震災の折は、東京に行ったと聞きました。その子孫が、美作市奥に事務所を構え、『地元の木を製材し大工が墨を付けて刻み建てる』ことにこだわり続けて61年目となりました。たくさんの出会いの中で社員たちと共に学び模索し続けています。この度、HPをスマホ対応含めリニューアルしました。滞っていたブログ、facebookも、孫の成長を楽しむように(2月26日に初孫が生まれました!)、発信していきたいと思っています。
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# by nagaikensetsu | 2016-12-02 19:05 | 事務所日記 | Comments(0)