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竜巻に思う

 竜巻の被害に遭った友人宅にお見舞いに伺った。
竜巻は、北からペアガラスを突き破り南の広縁のガラスを割って外に抜けていました。二階の屋根は全てめくれて天井のボードだけが残っていました。風と共に雨も入って家全体がずぶ濡れです。
自然の前には人間は無力です。
恐ろしい体験の後に先の不安も抱えながら、一つひとつ想いのこもった物を捨てなければならない気持ちを察すると胸が痛みました。子どもの頃から明るい子だったので、その変わらぬ笑顔を見られたことで逆に力づけられ、造り手としての責任の重さをつくずく感じて帰りました。

 竜巻の被害はTVで全国放送されたので、県外の友人から心配のメールやら親戚からも電話をもらいました。久しぶりの会話のきっかけにもなり、近況報告もし合い有難い出来事でした。
特に、高校の恩師が電話を下さったのは嬉しいことでした。留守をしていたので、折り返しかけましたら奥様が出られ、「美作の永井です。先生いらっしゃいますか?」
「あぁ、千恵生ちゃん?」とちゃん付けで呼んでくださいました。卒業してから33年も経っているのに、覚えて居て下さった事が嬉しく、先生はお留守だったので手短に近況を話し、竜巻の被害は無かったとお伝えして電話を切りました。
明るい声は少しも変わっておられず有難く、受けて嬉しい出来事は人にも忘れず贈らなければと、思ったひとときでした。
by nagaikensetsu | 2009-07-22 15:45 | つぶやき
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