リフォーム大中小

工事に大きい小さいは無いと、いつも思って取り組んでいるが、工事期間の長さは色々です。
年末に、25年前に新築した入母屋の家のリフォームをしました。
お風呂は焚き口のある五右衛門風呂でしたが、施工が早く何より暖かいユニットバスに。
水周りは20年を過ぎると配管が錆付き排水も漏れはじめているのが多く見られます。
浴室入口や風呂の窓台や土台は殆どの場合「白蟻」や「腐朽」にやられて、激しいところは木質部分が腐葉土のようになっています。これは、床下に基礎で囲んで中にガラや砕石を入れて締め固め浴槽を据えてあるので床下の換気がなく、タイルの目地からは常時湿ったタイルの床から湿気が降りていきサッシの下からは結露と湯気の湿気が沁みています。そのために土台が湿った状態が続き腐朽しやすくなるのです。
これを考えると、床下通気があり湿気が出にくいユニットバスは住宅の救世主とも言えそうです。
この家も、予想通りの状態でした。
配管は樹脂管を使用して、住宅の内部にある配管は全て交換しました。
f0207213_18161371.jpg

CFシートやクロスにテックスが流行した時代の台所を、施主の要望により、温水式床暖房にして、壁は珪藻土を塗り、テックスで隠れていた松の梁を磨いて現しにして天井に勾配を付けました。
f0207213_1891725.jpg
f0207213_1893673.jpg
f0207213_18165553.jpg

教員を一年前に退職された施主さま、これから床暖房の暖かいキッチンで、ゆっくりとお茶を楽しんで頂きたいと願いながら一ヶ月の工期を無事終了しました。

使用機器:システムバス・・・TOTOスプリノ
     給湯器・・・・panasonicエコキュート 酸素入浴機能付
     システムキッチン・・・TOTOクラッソ
     洗面化粧台・・TOTOサクア
     温水式床暖房・ダイキンヒートポンプ、ダイケンほっとエコフロア

感心したこと・・・・・・・

基礎が素晴らしく頑丈でした。立上りが500あり、地中に400入っていました。
基礎レベラー(天端を水平にするコンクリート材)も無い時代にきちんと均された基礎を見て、会長の時代に基礎を担当していた今は亡き方のことを、尊敬の念を抱きながら偲びました。
何年経っても仕事は残り、後人に評価を受けるものです。
[PR]
by nagaikensetsu | 2013-02-15 18:20 | 建築現場
<< イナゴ天井 伝統工法を守る >>